このページではプリウスをはじめとするトヨタ、ベンツなどの外車を含めたディーラーでの車検と専門業者との違いを紹介します。
ディーラー車検と車検代行サービスはどう違うか?
車種ごとの特性に関するノウハウや部品供給といった面でディーラーが頼りになるのはもちろんですが、一般的にディーラー車検は費用が高めで、完了までの時間が長めなのも実情。そう、ディーラーは車検の受付をするだけで、実際には工場に車検整備を出しているので、費用や時間がかかるのです。
そういった意味では実績のある車検代行サービスならサービス品質でもディーラー車検と遜色なく、安く車検を通すことも可能。プリウスなどのハイブリッドカーでも診断機を導入している専門業者なら検査・整備することができるわけです。
一方、少々気をつけたいのが外車の車検。専門業者でも外車は国産車より料金が高めに設定されているケースもあります。まあ、それでも外車ディーラーよりは安く上がる可能性があるので、その車種に対応できるか確認した上で見積をとってみるといいでしょう。
ここでは国産車・外車問わず、主要ディーラーの車検に関する特徴や傾向などを紹介しておきます。なお、費用は特定店舗の基本金額(車検費用+法定費用)をピックアップしたものです。
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ディーラー | 特徴や傾向など |
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トヨタ | 全国に5,000店舗を展開。その場で車検というスピード車検にも対応しています。スタッフの技術力には定評があり、車検費用はプリウスの基本コースが83,360円。 |
日産 | リーフのような先端技術の診断システムはやはりディーラーが頼りになります。スピード車検としてはマッハプロ車検を用意。マーチの基本料金は92,136円。 |
マツダ | ジャストフィット車検としてユーザーの希望に応じたチョイスができるのが特徴。1,500kg以下クラスの標準コースが67,975円となっています。 |
ホンダ | メカニックの育成では独自な教育システムを持ち、難易度の高い整備や修理にはサービス・テクニカル・センターで対応しています。フィットなど1,500kg以下クラスの費用は91,880円。 |
メルセデスベンツ | 正規ディーラーには専用のコンピューター診断システムがあり、カーケアでも各種コーティングサービスは独自の高品質さが光ります。 |
BMW | 専任のサービス・アドバイザーがいる点が正規ディーラーの特徴。車検では法定項目だけでなくBMW独自の点検項目が設定されていて、国産車の感覚よりは高額になる傾向があります。 |
フォルクスワーゲン | 車検では独自の点検項目があり、独自のミッションフルードを交換する場合など正規ディーラーでしか対応できないものもあります。 |